今年の夏は暑いです。
ところで、暑い夏の日の定番料理は、
何と言っても、そうめんですよね。
夏バテで食欲が無くなっても、氷で冷やしたそうめんなら
ツルツルと何杯でもいけちゃいます。
今年の夏は、「安城の七夕祭り」に行った母親から、
とても美味しい、そうめんをもらったので重宝しています。
もらったのは
「和泉 長そうめん」
「三輪そうめん」や「揖保乃糸」は有名なので知っていましたが、
安城も、そうめんの産地だったんですね。
近くに住んでいながら、今まで知りませんでした。
和泉そうめんは、麺が乾燥する前に手で伸ばして
生麺状態に戻す「半生もどし」という独特の製法で知られ、
他産地のそうめんは大抵、冬場の寒風にさらして干すのですが、
この半生もどし麺は三河湾から吹き付ける
湿った風を利用するため、主に夏場に作られ、
麺の長さは、なんと3.6m(2間)もあります。
安城には多くの製麺所があるみたいですが、
私がもらったのは、間杉手延製麺所で作られたものでした。
この、そうめんは美味い!
乾麺では味わえない独特の風味と食感を持っており、
特に「のどごし」と「コシ」は最高です。
今まで知らなかったのが悔やまれます。
麺が長いので、適当な長さに切る手間も楽しいです。
来年も絶対に食べたいと思わせてくれる
美味しいそうめんです。