NHKのテレビ番組「わたしが子どもだったころ」は、第一線で活躍する著名人の子供時代を「本人の語り」と「再現ドラマ」によって振り返る番組で、とても面白いので、機会があったら見るようにしている。7日の放送は小林亜星さんだった。
小林亜星さんといえば、サントリーオールドのスキャット曲の「人類みな兄弟」が有名ですが、私の中での一番は、なんといっても「ダーバン」のCM曲だ。
「ダーバン」のCMは、まだ淀川長治さんが元気だった頃、「日曜洋画劇場」の中で放送されていたもので、アラン・ドロンが演じていた例のヤツである。
もちろんアラン・ドロンはカッコイイのだが、そのCM曲も、それに劣らず、最高にカッコイイ曲ばかりである。
私は最初、この曲は、どこかの映画音楽だと思っていた。が、それが小林亜星さんが作曲したものと知り、無性にレコードが欲しくなり購入したのが、このレコードだ。
このレコードは1971年から1980年までの「ダーバン」のCM曲が10曲収録されており、どれもエレガントで哀愁に満ちた、いい曲ばかりである。
こんな曲を作れる小林亜星さんは、やっぱりスゴイ。
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