清貧おやじ
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「御手洗潔の挨拶」島田荘司
御手洗潔の挨拶」
島田荘司 1987年作

御手洗潔の挨拶


御手洗シリーズの短編集でした。
収録されているのは、
「数字錠」、「失踪する死者」、「紫電改研究保存会」、「ギリシャの犬」の4編。
今となっては、話の内容がちょっと古いような気がしましたが、
どの作品も味わい深いストーリーになっており、
また、古き良き推理小説のテイストも残っていて、
とても楽しんで読むことができました。
独特のユーモアがあるというか、
なんか、とても良い雰囲気の作品ばかりです。
トリックも良いんですが、タイトルの通り、
御手洗潔の魅力にせまる秀作ばかりだと思いました。

最近、私は長編ばかり読んでいたので、
やっぱ、短篇はちょっと物足りない気がしました。



★★★★☆





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「斜め屋敷の犯罪」 島田荘司
斜め屋敷の犯罪
島田荘司 1982年

斜め屋敷の犯罪

オホーツク海を見下ろす高台に
斜めに傾いて建てられた西洋館。
「斜め屋敷」と呼ばれるこの奇妙な館で、
クリスマス・パーティが開かれた夜、
奇怪な密室殺人が起こる。
駆けつけた警察官をあざ笑うかのように、
次の夜にも密室殺人が発生。
行き詰まる捜査の中、謎を解明すべく
御手洗潔が乗り込んでくるのですが、
またもや惨劇が…。
果たして真相はいかに…。

この小説は読者によって賛否が分かれる作品だと思います。

こんなのアリか!と本を壁に投げつける人もいるかもしれません。
それくらい強烈なトリックです。
例によって「読者への挑戦状」もありますが、
このトリックを見破った人なんているのでしょうか?

読み終わった時は、あまりの馬鹿馬鹿しさに放心状態でしたが、
今、思えば、憎めない作品という気がしてきます。

だいたい推理小説自体が、最初から虚構の世界の話なのだから、
リアリティーとか物理的に可能かどうかなんて、
二の次のような気がします。
推測不可能なトリックこそ、この手の本格推理小説の醍醐味です。
要は、面白ければいいのだ!

私は読んでいる時、幸せな気分でした。

荒唐無稽な力業ですが、ある意味、
よくぞここまでやってくれました。

物語の最後、残り3分の1になって御手洗が登場するという
展開も良くできています。
また、犯人のトリックもスゴイですが、
御手洗が仕掛けたトリックも痛快です。

この大胆さが著者の醍醐味なのかもしれません。


★★★★☆


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