清貧おやじ
世の中、金のかかる事ばかり...
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「弥勒の掌」 我孫子武丸
「弥勒の掌」
我孫子武丸 2005年作

弥勒の掌


被害者の夫である教師と、刑事の視点で交互に話が進んで行き、
最終章が種明かしになっています。
なかなかニクイ構成で、
途中まで読むとラストが気になって仕方ありません。

読み終わってみると、あっけないラストでした。
解決していないエピソードも多々あるような気がしますが、
オチは見事です。
なかなか良く練って書かれています。

怪しげな宗教団体の実態に迫る部分は、
ぞくぞくするほど面白かったので、もっと長編にして、
この辺りの話を掘り下げて展開してくれたら、
尚一層、面白い作品になったような気がします。




★★★★☆





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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

「殺戮にいたる病」 我孫子武丸
殺戮にいたる病
我孫子武丸 1992年作

殺戮にいたる病


正直言って、この本はお薦めできません。

グロいです。かなり悪趣味です。
読まない方が良いと思います。
異常性犯罪者の話です。

一方、エログロに期待している人には、
自信をもってお薦めします。
異常な世界が見事に表現されています。
かなり狂っています。

どんでん返しには、唖然としました。
頭の悪い私には、
何が何だか分かりませんでした。
しかし、あまりにもグロくて
二度読み返す気力は、まだ、おきません。

でも、でも、
こんな事を書きながら、
私は、この手の小説が大好きなのです。
この小説は、ある意味、
傑作かもしれません。
とにかく、
著者の技量に脱帽です。


よい子は決して、読まないで下さい!



★★★★☆



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「0の殺人」 我孫子武丸
0の殺人
我孫子武丸 1989年作

0の殺人


速水3兄妹シリーズの2作目。
この本は短かったので、あっという間に読み終えることができました。
プロットが良く練られており、
犯行の特異性、真相の意外性等、申し分ありませんでした。
前作にならって、ユーモアにも溢れているので、
読後感も爽快です。

登場人物が少ない上に、物語が進むに連れて
次第に登場人物が減っていくので、
途中で犯人は、なんとなく分かりますが、
意外な真相には、唸らされました。

綿密に計算した犯罪でも、実際に行ってみると、
思いも寄らない事が起こるものです。
現実に起こっている事件も、
案外、この小説のような事情のものも多いのかもしれません。
世の中、なかなか、自分の計算通りにはならないということですね。

読み終えて、やっとタイトルの「0の殺人」の意味が分かりました。
そういう意味だったんですね。
納得です。
なかなかの快作だと思います。



★★★★★


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「8の殺人」 我孫子武丸
「8の殺人」
我孫子武丸 1989年作

8の殺人


中庭が二つある8の字形の屋敷で起こった不可解極まる殺人事件。
速水警部補が捜査をする中、監視していた密室で、
またしても殺人事件が発生。
警察の捜査が行き詰まる中、
推理マニアの警部補の弟と妹が謎解きに挑みます。
果たして真相はいかに?
といった展開の話。
島田荘司氏に「本格ミステリー宣言」を書かしめた、
我孫子武丸の長編推理デビュー作。

デビュー作とは思えないほど気負いのない
軽快なタッチで描かれており、 描写不足の面も多々ありますが、
キャラの立て方も上手いし、読んでいて心地良いです。
本格推理物には珍しくコメディタッチな場面もあり、面白いです。
途中の「密室講義」はいらないような気がしますが、
随所に推理マニアならではのネタがちりばめられていて、
いかにもデビュー作といった感じです。
もう少し物語をふくらませる事が出来たような気がしますが、
トリックと謎解きを中心に据えた
立派な本格推理に仕上がっています。


★★★☆☆


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