清貧おやじ
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「卒業 雪月花殺人ゲーム」 東野圭吾
「卒業 雪月花殺人ゲーム」
東野圭吾 1986年作

卒業


後の名刑事、加賀恭一郎が、まだ大学生だった頃の話という事で、
読んでみました。

はっきり言って、イマイチ。

トリックが分かりにくく、検証する気になりません。
ストーリーも単調で、盛り上がりに欠けます。

他の作品が、超、面白いので、どうしても辛口になってしまいます。

まあ、加賀シリーズの原点ということで、
そういった意味では、読んでおいて損じゃありません。





★★★☆☆



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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

「赤い指」東野圭吾
「赤い指」
東野圭吾 2006年作

赤い指


私としては初めて読む加賀恭一郎シリーズです。
ページ数が少ないので、あっという間に読む事ができます。

面白かったです!

さすが、東野圭吾
ハズレがないですね。

本作も、いきなりエグイ事件から始まります。

ホント、こういう事を書かせたら天下一品だな。

このドキドキ感がたまりません。

一気読み間違い無しです。

加賀刑事個人のエピソードも描かれており、
なかなかの一品に仕上がっています。




★★★★☆




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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

「さまよう刃」東野圭吾
さまよう刃
東野圭吾 2004年作

さまよう刃


つかみはオッケー!
て感じで最初からぐいぐい読ませます。
エグイ犯罪を書かせたら天下一品!
いきなりショッキングな展開。
実に巧みです。

寺尾聰主演で映画化されているみたいなので、
知っている人も多いはず。

内容は、少年犯罪に関する、
結構重い、社会派的なテーマなのですが、
いかにもサスペンスドラマ調な感じがしてしまいました。

十分面白いんだけれど...

もっと違う風にも書けたハズ!

結末も、なんか、しっくりこない。

どうしても東野作品には、

辛口コメントになってしまうなー。

キーワードは、

警察は市民を守っているわけじゃない。

警察が守ろうとするのは法律のほうだ。

です。



★★★★☆



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「宿命」 東野圭吾
宿命
東野圭吾1990年作

宿命


刑事が主人公。
殺人事件の容疑者は、なんと、
学生時代ライバルだった男。
しかも、主人公がかつて、愛し合った
初恋の女性を妻にしていた。

なんという再開。
奥さんとの密会。
ぞくぞくする展開。

私は、昼メロの様な、
ドロドロした愛憎劇を期待したのですが、
少し違っていました。

この本が東野圭吾の最初に読んだ作品なら、
これで十分面白いのですが、
何作も読んでからだと、
どうしても、もっと、こう、
人間の嫌らしい処があからさまになっていくような、
えげつない展開を期待してしまいます。

タイトル「宿命」の本当の意味は最後の最後に明らかにされます。

そういうオチだったのか!

このオチが書きたかったんだ。
て感じです。


★★★★☆



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「ある閉ざされた雪の山荘で」 東野圭吾
ある閉ざされた雪の山荘で
東野圭吾 1992年作

ある閉ざされた雪の山荘で


ある閉ざされた雪の山荘で」というタイトルどおり、
ある閉ざされた山荘で起こる事件を描いているわけですが、
その設定が素晴らしい。
よく、こんな設定を考え付いたものである。
それだけでも読む価値がある小説だと思います。

物語は、「そして誰もいなくなった」よろしく、
クローズドサークルの状態で、
次々とメンバーが姿を消していく展開ですが、
そのクローズドサークルが仮想のもの、という点に、
著者の工夫が見られます。
実際には、雪など、何処にも降ってはいないのです。

さらに、閉じこめられたメンバーが皆、劇団員で、
本人達も内容が知らされていない芝居の
舞台稽古という設定なので、
起こった殺人が、現実の殺人なのか、芝居なのか?
分からないまま、物語が進んでいくところも
良く考えられています。

いやはや、みごとな匠ぶりです。
アイデアが良いです。

途中でなんとなく犯人が分かったり、
設定に無理があったり、
最後が少しあっけなかったりしますが、
舞台の観客のように読む事ができて
大変面白かったです。


★★★★☆


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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

「時生」 東野圭吾
時生
東野圭吾 2002年作

時生

この小説はミステリーではなかった。
簡単に言えば、東野圭吾版バック・トゥ・ザ・フューチャー。

難病になることを宿命づけられて生まれた「時生」。
すくすくと成長し、発病は免れたかと思われたが、
やはり、宿命は避けられなかった。

彼の病が進行し危篤状態となった時、
深夜の病院の待合室で、父親の回想が始まる。

「ずっと昔、俺は時生にあっているんだ...。」

スゴイ展開である。

暗い話かと思ったら大違い。
それは時生が生まれるずっと前、
今でこそ、まともな父親になった主人公が、
どうしょうもない青年だった頃の、ハチャメチャな冒険活劇でした。

展開も劇画チックで軽快。NHKでドラマ化されているそうですが、
ドラマ化するにはピッタリな作品だと思います。
舞台としては名古屋も少し出てきます。
そして、キムタクも登場します。

どんなに短い人生でも、たとえほんの一瞬であっても、
生きているという実感さえあれば未来はあるんだよ。
明日だけが未来じゃないんだ。それは心の中にある。
それさえあれば人は幸せになれる。


良い言葉である。心に響く。

しかし、物語の大半が、
主人公が当事の彼女を探すことで占められており、
これだけ命がけで助けた彼女が、
現在の妻と何も関係のない人物なのは、
物語の展開上、惜しいような気もします。
私は、何かショッキングな結末があるのかと期待しちゃいました。

まあ、自堕落な生活を送っていた男が、自分の出生の秘密を知り、
成長していく物語と思えば、これで良いのかもしれません。
妙などんでん返しなんかがあると、
テーマから外れてしまうかもしれません。

読者は貪欲である。
どうしてもサプライズを求めてしまいます。
あまり欲張ってはいけない。
良い話なのだから。


★★★★☆


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「むかし僕が死んだ家」 東野圭吾
「むかし僕が死んだ家」
東野圭吾 1994年作

むかし僕が死んだ家


この本は面白い。
どんどん引き込まれて行き、ページをめくる手が止まりません。
一気に最後まで読んでしまった。
謎が解けていくにつれて、
あまりの展開に、背筋がゾクゾクしてしまいました。
東野さんが人気があるのが、頷けます。

何年かぶりに同窓会で再開した学生時代の恋人から、
彼女の父の遺品の中から、「鍵」と「謎の地図」を見付けたので、
一緒に、その場所を探して欲しいと頼まれる主人公。
なんという唐突なプロローグ。まるで「宝探し」。

幼い頃の記憶が欠落している彼女は、
その場所に彼女の記憶を蘇らせる手がかりがある筈だと言う。
最初は断る主人公。しかし、彼女に懇願され、
結局、同行することになってしまう。
男ってバカだなぁ。

相手は既に人妻だし、二人きりの冒険旅行。実にスリリングである。
そして、目的の場所を発見する二人。
その場所でヒントとなるアイテムが少しずつ見つかっていく、
同時に、失われていた彼女の記憶が少しずつ戻り始める。
真実はいったい何なのか...。

読み終えてみると、いたるところに伏線が
張り巡らされていた事に気付かされます。
日記、手紙、絵画、望遠鏡、十字架、猫、時計、花瓶...等、
登場する小物が実に効果的に使用されています。

私は、意味深なタイトルに惑わされ、
全く違う結末を想像していました。
しかし、最後まで読めば、このタイトルでも、ありかと思いました。

登場人物と一緒になって、謎を解いている気分になります。
東野さんのストーリーテラーぶりが
遺憾なく発揮されている作品だと思います。
改めて著者の文才には驚かされます。


★★★★★


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「白夜行」 東野圭吾
白夜行
東野圭吾 1999年作

白夜行

いやぁ~長かった。
ていうか、本が分厚い。ポケットに入らない。
上下巻に分けた方が良いと思います。
通勤で読むのは大変だ。本を手に取る気分になれなくて、
読み終えるのに、凄く時間がかかってしまった。

内容は、大阪の下町で起きた殺人事件の、
被害者の息子と容疑者の娘の、
1973年から1992年までの19年間の「生き様」の記録だ。
さすがにベストセラーになった小説だけあって凄い内容でした。

小学、中学、高校、大学、社会人、そして結婚等、
19年間には、 様々な出来事が起こる訳ですが、

男の方は、とんでもない悪いことばかりして大人になっていく。
女の方は、美人で優秀なのですが、どうも怪しい。恐ろしい。

物語は、それぞれの人生を別々に描いています。
こういう風に書くということは、
いつか二人は出会うだろうと、読者は思うのですが、
最後まで二人は出会いません。

不気味な話である。

また、物語が第三者の視点で書かれているので、
主人公の心の動きが読者には分かりません。
数々の事件が起きますが、どのように犯行が行われたのか、
明確にされていないので、真相もよく分かりません。

しかし、記述から察すると、この男が、この女が、
犯行に関与していることは間違いなさそうです。

肝心なところか書かれていないので、
不気味さが、どんどん膨らんでいきます。
そこがこの小説の上手いところです。

読み進めていくと、どうも二人には繋がりがあるようです。
しかし、最後まで二人の関係は謎のままです。

まったく、じれったい小説です。

何年か前にテレビドラマ化されているようですが、
ドラマでは、どんな感じで描かれているのだろう?

二人が生きた19年間の時代背景なども記述されてあり、
ちょっとした「裏昭和史」みたいになっているので、
思い入れしやすいのですが、
その時代ごとに新たな登場人物が出てくるので、
その都度、名前を覚えなければならない。

いらいらする話だ。

何度、先に結末を読んでしまおうかと思った事か。

男はなぜそこまで女に尽くすのか?
女はどこまで男を愛していたのか?

真実は読者に委ねられています。

人の心を失った故の悲劇を描いた
「救い」の無い小説でしたが、
個人的には、
そこには二人だけの「約束」、
「一途な愛」があったと信じたいです。

こんな小説を書く東野圭吾は、恐ろしい作家だ!

★★★★☆


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「秘密」 東野圭吾
東野圭吾のベストセラーで、1998年の作品。

推理小説かと思って読み始めたのですが、とても切ない純愛小説でした。
非現実な設定ですが、ストーリーは一言でいえるくらい単純です。
しかし、著者の凄まじい文章力で、読み応えのある作品に仕上がっています。

秘密

純愛小説と書きましたが、ロマン溢れるシーンばかりではありません。「人間の持つ嫌らしさ」や、性的なシーンまでもリアルに描かれていて、「秘密」を抱えて生活する二人がすれ違っていくのが、 読んでいて、何とも息苦しく、辛いです。
そして最後には、さらに衝撃的な「秘密」が明らかになります。

私は、この手の小説は苦手です。途中、苦しみ抜く夫の気持ちが痛いほど伝わり、何度も読み進めるのに躊躇させられました。

この小説は特殊な状況下におかれた究極の夫婦愛・家族愛を描いています。
そして、著者が一番言いたかったのは、たとえ失うものが甚大でも「愛する人が一番幸福になれる選択を覚悟を持って決断できるのか」ということだと思いました。

現実にこんな事が自分の身に起こったら、心が壊れてしまうと思います。
私はこんな試練に耐えられる程、強くはありません。

結末はともあれ、既婚者が読めば、間違いなく心を揺さぶられる作品です。
ただし、後味はかなり悪いです。覚悟して下さい。

女は強い!
男だって強い!
物語のその後が、とても気になります。


★★★★★


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