清貧おやじ
世の中、金のかかる事ばかり...
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「頼子のために」 法月綸太郎
「頼子のために」
法月綸太郎 1989年作

頼子のために


手記で構成された作品。
犯人の意外性もあって楽しめましたが、
犯人の動機に、どうも納得できませんでした。
家族の悲劇にも無理があり、
どんでん返しを狙っただけの作品と言わざるをえません。
作品のアイデアは良いと思うので、
もっと軽いテーマにした方が良かったと思います。



★★★☆☆





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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

「雪密室」 法月綸太郎
雪密室
法月綸太郎 1989年作

雪密室


法月綸太郎氏の2作目。
デビュー作は青春ミステリーでしたが、
この作品から
著者と同名の推理小説作家法月綸太郎と警視の父
という作品の構図が出来上がります。
内容は、タイトル通り、
ミステリーの定番、
雪で閉ざされた山荘での密室殺人を描いたものです。

部屋は旋錠され、
雪の上には、発見者の足跡以外、残されていません。
この二重の密室から、犯人はいかにして姿を消したのか?

トリック自体はオーソドックスなもので、
さほど目新しいものではありません。
突っ込みどころは沢山ありますが、
設定やアリバイ工作等も、それなりに工夫してあり、
推理小説のツボは、しっかりと抑えてある
なかなかの良作に仕上がっていると思います。

ただ、愛憎劇を盛り込んだサイドストーリーが、
少々、陳腐な感じがして、
私には、しっくりときませんでした。
もっと、メイントリックのように
シンプルの方が良かったと思います。


★★★☆☆


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「密閉教室」 法月綸太郎
密閉教室
法月綸太郎 1988年作

密閉教室

法月綸太郎のデビュー作。

朝、登校してきた女子高生が教室に入ろうとすると、
教室の戸が開かなかった。
通りかかった担任の教師が力まかせに戸をこじ開けてみると、
そこにあったのは、同じクラスの男子生徒の死体だった。
教室は、窓は施錠され、
ドアは内側からガムテープで目張りされている密室状態。
これは自殺なのか?
しかも異様なことに、
教室にあるべき机と椅子が、すべて消えていた。
なぜ?
警察に協力を依頼された推理小説マニアの同級生が謎に挑みます。
果たして、その真相はいかに...
といった展開の話。

いかにも学園モノっていう感じの展開です。
また、処女作だけあって文章の稚拙な感じは否めません。
一つの章が異常に短いので、読んでいて落ち着きません。
肝心の謎解きも、荒唐無稽な背景に、
偶然が重なっただけという気がしてしまった。
トリックも、いかにも推理小説マニアが書きそうな
頭の中だけで考えたトリックだと思いました。

しかし、著者の推理小説に対する情熱、
オマージュは強く感じられました。
いろいろな衒学的な引用から、
デビュー作らしい気負いが感じられます。

ラストには数回のどんでん返しもあり、
最後まで楽しめる作品になっています。


★★★☆☆


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