清貧おやじ
世の中、金のかかる事ばかり...
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「アルジャーノンに花束を」 ダニエル・キイス
「アルジャーノンに花束を」
ダニエル・キイス 1966年作

アルジャーノンに花束を

買うつもりではなかったが、本屋でたまたま目についたので、これも何かの巡り合わせと思い、買って読んでみた。
よく「泣ける本ランキング」で紹介されているので題名は知っていましたが、内容までは知りませんでした。

なかなか良く出来ていた。40年も前の作品とは思えない。
もっと早くこの本と出会っていたら、私の人生も少しは変わっていたかも知れません。
私は、「よおっし、泣くぞ!」と、泣く準備をして読んだのですが、
残念ながら、涙は出てこなかったです。
なぜだろう?

人間は平等ではない。
障害がある人、貧乏な人、頭の悪い人、ブサイクな人、背の低い人、足の臭い人...。
どうしても比べてしまう。
上をみたらきりがない。しかし、一番下はイヤだ。
アイツよりはマシかな?って無意識にランク付けしているのです。
自分より劣っている人がいると安心です。
そして思わずソイツに言ってしまいます。
「お前、バカだなぁ」

バカがいる世界は心が安らぎます。
バカは人に癒しを与えます。
しかし、バカだって人間です。

努力しても報われないことも沢山あります。
障害者を哀れみの目で見るのは差別だろうか?
それは所詮、他人事だからかもしれません。

人は一人では生きていけません。
威張ったり、貶したりしてはいけません。
誰にも相手にされず、周りの人に嫌われながら生きていくのは辛いです。
バカにしてたヤツにバカにされるのは、一番辛いです。

バカは自分なのかもしれません。

幸福な人生とは何だろうか?
そして、真のやさしさとは?

いろいろな事を考えさせてくれる、素晴らしい作品でした。


「金や物を与える人間は大勢いますが、

時間と愛情を与える人間は数少ないのです。」



この本は売らずにとっておこう。


★★★★★


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テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

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