清貧おやじ
世の中、金のかかる事ばかり...
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「殺人方程式〈切断された死体の問題〉」 綾辻行人
殺人方程式〈切断された死体の問題〉」
綾辻行人 1989年作

殺人方程式

教団ビルに居たはずの宗教団体の教主の首無し死体が、別のマンションの屋上で発見される。
しかし、そのマンションは別件で厳重に監視されていたのだった。
犯人はいかにして死体を運び、逃走したのか?
二ヶ月前、前教主が遂げた奇怪な死との関連は? 
不可能犯罪に新米刑事が挑む...。といった展開の話。

巻末で著者ご本人が語っているように、「館シリーズ」とは趣向の違った作品を、という版元の要請によって書かれた作品であり、いつもとは若干毛色のちがう作品に仕上がっています。
そして、ちょっと変わったキャラクターの刑事が登場します。
トリックありきの作品をこれだけ読み応えのある作品に仕上げてしまう、著者の力量は凄いと思います。
手がかりや伏線の張り方、犯人の意外性など、申し分のない本格推理小説に仕上がっていると思います。
しかし、いかんせんトリックがチープです。
この作品に限らず、物理トリックを作品にするのは大変難しいと思いました。
どうしても現実的では無くなってしまう。
大がかりになれば、なおさらです。

貪欲な読者の期待に答えなければならないミステリー作家というのは大変だと思います。


★★★☆☆


 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへ     
 
↑ランキング参加中です。とりあえず押して下さい。

 

スポンサーサイト

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。