清貧おやじ
世の中、金のかかる事ばかり...
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「黒猫の三角」 森博嗣
黒猫の三角
森博嗣 1999年作

黒猫の三角


3年前から毎年、ゾロ目の日にゾロ目の年齢の
女性が殺される事件が起きていた。
過去の事件から推察される法則に従うのなら、
今年は六月六日に44歳の女性が殺されることになる。
主人公の探偵は、今年のターゲットとなりうる女性から
身辺警護を依頼されます。
しかし、当日、依頼者は衆人環視の密室の中で殺されてしまう。
果たして真相はいかに?
といった展開の話。

森博嗣氏の小説は、初めて読みました。
森氏の作品には、いろいろなシリーズがあって、
この作品はS&Mシリーズの後に始まった
Vシリーズの第1作目ということでした。
新シリーズの1作目ということで、
主要キャストの紹介に重点が置かれています。
そして、その新キャラの人達が皆、
ユニークな名前の人達ばかりです。

保呂草潤平(ほろくさ じゅんぺい)、
瀬在丸紅子(せざいまる べにこ)、
小鳥遊練無(たかなし ねりな)、
根来機千瑛(ねごろ きちえい)

あ~ややこしい。

この小説はミステリーとしては少々アンフェアな、
読者を煙に巻くような作品でした。
まぁ、密室物は、皆、アンフェアなんですけれどね。
そして、終盤のあっけなさ過ぎる犯人の告白。
真犯人の意外さには、やられた!と思いましたが、

そんなのありか!

て、感じです。
しかし、ある意味、
第2作目を意識した、実験的な作品だと思いました。
次回作を読んでみたくなる上手い手法だと思います。

ところで、作中に出てくる「林選弱桑」という四字熟語は、
本当に存在する言葉なのでしょうか?
それとも、やっぱり著者の造語?
まぁ、こういった小技が、森氏の魅力なのかもしれませんね。

あと、本題とは関係ありませんが、この小説は、
森氏が愛知県出身のせいなのだろうか、
小説としては珍しく名古屋?が舞台になっています。
地元の人間としては、知っている地名が出てきて、
嬉しかったです。

森氏はS&Mシリーズの「すべてがFになる」が有名なそうなので、
今度は「すべてがFになる」を読んでみたいと思いました。


★★★☆☆


 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 40代オヤジへ     
 
↑ランキング参加中です。とりあえず押して下さい。

 

スポンサーサイト

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。