やっかいな仕事を引き受けてしまい、投げ出したい時にサボって聞きたくなる、そんな音楽です。
ギターを掻きむしるニール・ヤングのイメージとはかけ離れた、スローでけだるい虚無感に満ちたアルバムです。特にタイトル曲の「On the Beach」は、寄せては返す波のイメージが見事に表現されており、本当にピーチに居るような感じさせてくれる名曲です。
しかし、リラックスは出来ない。歌詞は良く分からないが、聴けば聴くほど、無力感、深い絶望に落ち込んでいく感じになる曲です。でも、その感じが、たまらなく心に染みて、また聴きたくなる一曲です。
意味深で美しいジャケットも最高です。
テーマ:'70年から'80年の洋楽 - ジャンル:音楽