清貧おやじ
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「そして扉が閉ざされた」岡嶋二人
そして扉が閉ざされた
岡嶋二人 1987年作

そして扉が閉ざされた


なかなか面白かった。

ある男女4人が目覚めると、そこは見覚えのない密室だった。
まるで映画「キューブ」や「ソウ」シリーズの先駆けといった設定で、
話の冒頭から、ぐいぐい引き込まれます。

舞台は一場面のみ。
回想場面を除き、物語はすべて密室の中で終始します。
4人の会話から、少しずつ真相が明らかになってきます。

この中に犯人がいます。

果たして結末はいかに?




★★★★☆



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テーマ:ミステリ - ジャンル:小説・文学

「99%の誘拐」 岡嶋二人
「99%の誘拐
岡嶋二人 1988年作

99%の誘拐


この本は面白かった。
スピード感に溢れており、一気に最後まで読んでしまいました。
第10回吉川英治文学新人賞受賞作です。

本の内容は、タイトルが示す通り、誘拐事件を描いている訳ですが、
小説の中には、20年前に起きた誘拐事件と、
その事件をトレースするかのように現在に起きる誘拐事件の
二つの誘拐事件が描かれています。
そのどちらの事件も、その当時における最先端の
ハイテク機器を駆使して、緻密に計画された誘拐事件で、
誘拐の仕方、身代金の連絡方法、受け渡し方法など、
そのどれをとってみても斬新で、先の読めない展開は
実にスリリングでした。
ハイテク機器を駆使して警察を翻弄する犯人。
息詰まる展開に、ページをめくる手が止まりません。

この小説は1988年に書かれた作品ということなので、
二番目の誘拐事件には、今ではちょっと懐かしい、
電話回線を利用したパソコン通信やチャットが
ハイテク機器として扱われています。
現在の高速通信環境でも苦しいと思われる事を、
電話回線でやっちゃうところは
ちょっと首をひねりたくなりますが、
実現可能かどうかを問うのはナンセンスだと思いました。
あの時代にこれだけの作品が書けた事自体が凄いと思います。
この小説に使われている技術を
現在のハイテク技術に置き換えても、
物語の輝きは何ら曇る事はないと思います。

逮捕されるか逃げ切るか。
この小説は、コンピュータを駆使した完全犯罪の実行という点に
焦点がおかれています。
当事者の心理描写などが、あまり描かれていないので、
そう言った意味での感動はありませんが、
物語がどんどん加速していく疾走感はスリル満点です。

エンターテイメントとしては素晴らしい作品だと思います。



★★★★★


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