清貧おやじ
世の中、金のかかる事ばかり...
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「倒錯のロンド」 折原一
倒錯のロンド
折原一 1989年作

倒錯のロンド

小説のタイトルにある「ロンド」とは、同じ旋律(主題)が、異なる旋律を挟みながら何度も繰り返される楽曲の形式のことである。
では「倒錯」とは?
調べてみると、
さかさになること。また、さかさにすること。特に、本能や感情などが、本来のものと正反対の形をとって現れること。
「―した愛情」「―的な快楽」
とある。
本作は、まさにタイトルどおり、倒錯がリフレインする、かなり凝った作品でした。

物語は、推理作家を目指す男が執筆した応募作が盗まれ、その原稿を拾った男が作品を盗作して賞を受賞してしまう。落胆した男は復讐に燃え、原作者と盗作者との緊迫した駆け引きが始まる。
果たしてその結末は?といった内容なのですが...
この小説自体が、著者が江戸川乱歩賞に応募し、落選した実体験が書かれている「作中作」の形式で書かれているので、よけいにややこしいです。
最後の方は、今、自分が読んでいるのは誰が書いた小説なのか、
物語がいつ終わったのか、分からなくなってきます。
ご丁寧に「エピローグ」では現実まで書かれていて、
さらに読者を混乱させます。

この小説は、好き嫌いが分かれと思います。
最後の方は少々「悪ふざけ」ぽくなっています。
受賞を逃したのも分かるような気がします。
こういった、作家の「悪ふざけ」ぽい悪あがきが、
審査員の心証を悪くしたのではないでしょうか?

しかし、作品としてはよく出来ています。
これぞ「叙述ミステリー」といった感じです。
頭が良くないと、こういった小説は書けません。


★★★★☆


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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

換気扇が回らなくなった!
昨日突然、台所の換気扇が回らなくなった。
なぜだ?
あんなもの壊れることがあるのか?
部屋に煙がこもって調理が出来ないと言うので、新しい換気扇を買いに行くことにした。
我が家のキッチンは、こ洒落たシステムキッチンではないので、換気扇は昔ながらの壁に取り付いているタイプである。
壊れた換気扇を外してみると、案の定、中の機械に油がびっしりと付いていた。
普段、プロペラは掃除するが、ここまで掃除することは、まず無い。
我が家は築18年。毎日使えば換気扇だって壊れるか。
機械をよく見ると、対応年数15年となっていた。
上手に出来ている。
何処に買いに行こうか迷ったが、カインズホームが安そうなので、そこで買うことにした。
売っていないかもしれないと思ったが、しっかり売っていた。

換気扇

今まで使っていた換気扇は三菱製だったが、カインズホームにはパナソニック製と他に名もないメーカーのものしか置いていなかった。
家には今まで使っていた換気扇のフィルターがまだ残っているので、本当は三菱製が良かったのだが、置いていないのなら仕方がない、パナソニック製のフィルター付タイプを購入することにした。
換気扇の価格は6,980円。 安い!
家の装備が安いので、壊れた時も安く済む。ありがたいことである。
これがシステムキッチンだったら、そうはいかないだろう。
これで後15年は大丈夫。
フィルターの予備も買った。これは3枚入で1,580円。 高い!
1枚約500円。いつも思うのだが、こういった商品は絶対フィルター等の消耗品で儲けている!
空気清浄機のフィルターも結構な金額だったような気がする。

買い物ついでに「おやじの友」、4リットル焼酎を買って帰る。
前にも書いたが1本1,750円。 安い!
1ヶ月で1本飲むから、1日約60円の計算になる。
あれから1ヶ月かぁ。
もうすぐ2月である。
月日が過ぎるのは早いものである。

 

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テーマ:電化製品 - ジャンル:ライフ

カルチャーショック!最近の軽自動車は...
愛車が車検になったので車屋に車を持っていった。
いつもなら普通車を代車でくれるのだが、今回は、普通車が出払っていたのか、軽自動車を代車としてくれた。「軽」?と思ったが、少しの間だし、私としては、走れば何だって良い。
ところが、その軽自動車が変わっていた。て言うか、進んでいた。
渡されたキーにカギが無いのである。消しゴムぐらいの大きさの黒い物体がキーだと言うのだ。
車屋のオヤジは「知らないの?」て言う顔をして、
「この車はキーレスエントリーの車で、カギを持ってさえいれば車のドアが開き、エンジンも掛かる」と、教えてくれた。
私は、そんな車は初めてだったが「あっ、そう」と、知ったかぶりでうなずき、オヤジに「じゃあ、もらっていきます」と言って車に乗り込んだ。
乗ってみると、なるほどエンジンキーの部分がキーではなく、ツマミのようになっていた。
そして、ツマミを回すとエンジンが掛かった。
最近の「軽」はスゴイ!進んでいる!
それとも私が遅れているだけなのだろうか?
きっと、そうに違いない...。

ミラ・ココア

私が代車でもらったのはダイハツの「ミラ・ココア」。
車内にあった取説を読んでみると、このシステムは「キーフリーシステム」と言う物らしい。先ほどの黒い物体は「電子カードキー」だった。
さらに「電子カードキー」がないとエンジンが始動しない、盗難防止の「イモビライザー機能」まで付いてた。スゴイ!

でも、「電子カードキー」の電池が無くなったらどうするの?
「車に入れなくなってしまうじゃないか」と思ったが、
ちゃんと取説に載っていた。
ぱっと見、分からないが、「電子カードキー」に「エマージェンシー・キー」が内蔵されていた。
なるほど!
よく見ればエンジンボタンにキーが刺さる様にもなっていた。
また、盗難防止機能が働き「エマージェンシー・キー」でドアを開けたらセキュリティアラームが鳴るようになっていて、さらに10秒以内にエンジンを掛けないと、大音量の警報ホーンが鳴るシステムになっているらしい。
スゴイ!「軽」だと言って、あなどれない!
こういったシステムは高級車だけだと思っていました。 
  
 電子カードキー1  電子カードキー2

まだまだこの「軽」には、「エコ運転のインジケーター」や「瞬間燃費計」等、様々な機能が付いていましたが運転してみて、この「軽」は私のような人間にはピッタリな車だと言うことが分かりました。
運転していて、「何かうるさいなぁ」と思ったら、シートベルのアラームだった。
(ヤバイ、ヤバイ、この前、シートベルトで捕まったばかりだった)
この前、給油キャップをセルフスタンドに忘れて大変な目に遭ったが、この車には、ちゃんとキャップにワイヤーが付いていた。
また、以前、車のカギをインロックして大変な目にも遭ったが、「電子カードキー」なら常時バッグやポケットに入れておけば良いのでインロックの心配も無い。

きっと私が知らないだけで、そんな事、世間では当たり前なのだろうが、最近の「軽」は本当に進んでいると思いました。
近づくとドアが開くのは大変便利です。これに慣れたら大変です。

これぞ正に、カルチャーショック!いい経験をしました。

 

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テーマ:軽自動車 - ジャンル:車・バイク

「異邦の騎士」 島田荘司
異邦の騎士
島田荘司 1988年作

異邦の騎士

この本は面白い。良く出来ている。
構成がすばらしい。
1ページ目から読者を引き付ける。
主人公自身が、自分が誰なのか分からないのです。
途中、主人公が自分が書いた日記を読む辺りからますます面白くなります。
妻の日記も出てきます。
これは、かなり衝撃的な内容です。
妻に起こった悲劇は、男なら興奮を禁じ得ないと思います。
ここまで読んだら、もう止められません。
読者は先が読みたくて仕方ありません。
主人公は自分に決着を付けるために、どんどん突き進んでいく。
しかし、その結末は想像を絶するものだった。

超一級のサスペンス小説です。
物凄い展開です。
そして、せつないです。
よく考えると、無理なシーンも多々ありますが、
そんな事はどうでもよくなります。
これが処女作とは思えません。

御手洗シリーズ」は始めて読みました。
↑は決して、「おてあらい」ではありません。
小説の中に登場する探偵の名前です。

デビュー作の「占星術殺人事件」が読んでみたくなります。


★★★★★


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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

「花の棺」 山村美紗
前回、「矢村麻沙子シリーズ」第1作目の「ガラスの棺」を読んだので、今回は「キャサリンシリーズ」の第1作目で、タイトルも似ている「花の棺」を読むことにした。
本作は山村美紗の長編第2作目で、1975年の作品。

花の棺1

初期の作品だけあって、プロットも凝っていた。
華道会が舞台なので、生け花による「見立て殺人」という趣向や、京都の地名の二条、三条、四条という通りの名前の順に、事件が起きるという展開も面白い。
勿論「トリックの女王」と呼ばれていただけあって、トリックもかなり練られている。
特に、雪で閉ざされた茶室での殺人は、雪に残された不可思議な足跡の謎と、密室殺人の謎という、二つの謎が組み合わされていて、かなりトリッキーな趣向になっている。
現実的には、こんなトリックが見破れないほど日本の警察は馬鹿では無いと思うのだが、こんなトリックを考えついた著者の発想力は見事だと思う。
もう一つ、トレーラーを使った死体消失のトリックもあるのだが、これは読んでいて、私も思わず手元にあったライターや消しゴムを並べて、検証してしまったほどです。
作品が古い事と、展開に多少の無理はありますが、挿絵もあるし、本格推理物を楽しみたい方や、トリックのバリエーションを増やしたいと思う方には、読んで損はない作品だと思います。
花の棺2   花の棺3
 余談ですが、この本の事をかみさんに話したら
キャサリンって日本人じゃないの?」
と言われました。
私はテレビの2時間ドラマを、ほとんど見ないので知らなかったのですが、テレビドラマでは、かたせ梨乃がキャサリンを「希麻倫子」として演じているみたいですね。
私はそれを聞いた時、希麻倫子
なんじゃそれ!
誰が考えたんじゃ!
と、思いましたが、きっと世間的には「希麻倫子」のほうが、名が通っているのかもしれません。
ちなみに原作でのキャサリンは、アメリカ副大統領の娘という設定になっています。


★★★☆☆


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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

「いなほ稲荷ずし」と「ヤマサのちくわ」

親戚から豊川稲荷にお参りに行ったお土産に、
いなり寿司」と「ヤマサのちくわ」を頂いた。
最近は頂き物が多くて嬉しいです。
ありがたいことです。助かります。

頂いた「いなり寿司」は「門前そば 山彦」の「いなほ稲荷ずし」。
(食べかけの写真で、申し訳ありません)

いなほ稲荷ずし
この店は豊川稲荷の真正面にある老舗で、私も以前、店でこの「いなほ稲荷ずし」を食べたことがあるので、よく知っている。
ここの「いなり寿司」の中身は、ひじき、人参、椎茸、くるみ、竹の子の5つの具が入った「五目いなり」になっていて、ご(五)利益が入ると言われています。
また、なぜ「いなほ」なのかと言うと、五穀豊穣、いなほ(お米)がたくさん採れますように、という願いを込めて名付けてあるらしいです。
いろいろとよく考えたものです。
日本三大稲荷として有名な豊川稲荷は、「商売繁盛」の神としても有名です。
私もこの「いなほ稲荷ずし」を食べて、少しでも「商売繁盛」に繋がらないかなぁと思う次第であります。
また豊川稲荷は、毎年イチロー選手が里帰りの際、初詣に来る事でも有名です。
最近あまり騒がなくなりましたが、今年も初詣に来たのだろうか?

ヤマサちくわ
さて、もう一つの「ヤマサのちくわ」ですが、愛知県で「ちくわ」と言えば、何と言っても
ヤマサのちくわ」です。
特に三河地方では、信仰といえるほど「ヤマサのちくわ」を愛している人が多いです。
私の親戚は豊橋方面が多いので、里帰りした際には必ず「ヤマサのちくわ」をお土産に買って来ていたものです。

チャララン♪チャララン♪
昔も、今も、変わらぬ美味さ
ピュゥゥゥゥ。
これだ!!
豊橋名産、ヤマサのちくわ


弥次さん喜多さんが新幹線に乗って「ヤマサのちくわ」を買いに行く、TVコマーシャルは子供心に鮮明に覚えています。
「ちくわ」の包装紙も昔は、鯛の絵が書いてあったような気がします。
昔はよく食べたなぁ。

そう言えば、我が家にも「ちくわ」大好き人間、いや!
大好き犬が居ました。
喜ぶだろうなぁ。
ヤツは普通の「ちくわ」でも冷蔵庫から出すと、音を聞き分けて飛んで来るぐらい「ちくわ」大好き犬なのです。
自分がもらえる物と、もらえない物とを聞き分ける、犬の聴力の鋭さには、いつも驚かされます。

 

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テーマ:ご当地名物 - ジャンル:グルメ

「月光ゲーム Yの悲劇’88 」 有栖川有栖
月光ゲーム Yの悲劇’88 」
有栖川有栖のデビュー作で1989年の作品。

月光ゲーム1

 著者が大学の推理小説研究会に在籍していた時に書いた小説を、長編小説にリライトして完成させた作品だけあって、正直言って、稚拙な感じは否めない。
しかし、その稚拙な感じが初々しく、登場人物がすべて男女学生という設定ということもあり、青春小説のような爽やかな読後感がありました。
また、いかにも推理小マニアの学生が書きそうな「読者への挑戦の頁」など、推理小説に対する著者の情熱、オマージュが強く感じられた作品でした。
ストーリーは、合宿のために山のキャンプ場へやって来た大学の推理小説研究会の面々(なんと有栖川有栖、本人まで登場する)と、偶然一緒になった男女三グループの学生達が、山の噴火(すごい設定である)により、キャンプ場に閉じ込められてしまい、噴火に脅えながら、救助を待つ彼らの中で、連続殺人が発生していくという、いわゆる「クローズドサークル」ものです。
途中何度も山が噴火するのですが、よくもまあ、こんな設定にしたものだと感心してしまう。
月光ゲーム2  月光ゲーム3
 タイトルにもなっている「Yの悲劇」とはyと書かれたダイイングメッセージに由来していますが、トリック自体は大したこと無く、この程度で名作「Yの悲劇」を持ち出すとは、恐れ多いと思いました。
(推理マニアの学生が書いたシャレだと思えば許せます。)
しかも、登場人物が多すぎです。
なんと、総勢17人も登場します。
人物の特徴も手がかりも希薄で、的を絞れない状況で「読者への挑戦」をされても辛いものがありました。

しかし、小説全体に流れている雰囲気はとても良いものがあります。
火山の噴火という異常な状況下ではありますが、なぜか恐怖感はあまり湧いてきません。
どこか幻想的で、起こった出来事は全て夢の中の出来事のような浮遊感があります。
月光ゲーム」というタイトルが示す通り、夜のシーンが多いのが要因なのかもしれません。

また、キャンプという共同生活を通して芽生えてくる学生達の淡い恋心も、読者の過去の恋愛体験が思い起こされて、とてもほろ苦く切ない気持ちにさせてくれます。

携帯電話もデジカメも無い、古き良き時代の「青春ミステリー」です。


★★★☆☆


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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

「ゴーフル」は懐かしい味。
仕事関係の新年会に出席したら、手土産に「ゴーフル」を頂いた。
これは懐かしい。
自分からは、なかなか買うことはないので、嬉しいです。
頂いたのはプチ「ゴーフル」だった。
本当は、大きいのをパリパリサクサクと、
豪快に食べるのが醍醐味なのだが、
頂き物なので文句は言えない。

ゴーフル

今となっては、これより美味しいお菓子は山ほど存在するが、
幼い頃から「美味しいお菓子」と、すり込まれているので、
食べてみると、やっぱり美味しかったです。
軽い口溶けのバニラ、ストロベリー、チョコレートの
3種類の味も昔のままで、とても懐かしかったです。

缶の中に入っていた説明書によると、
神戸風月堂の創業は明治30年。
ゴーフル」が誕生したのは昭和2年のことだそうだ。
かの「シュバイツァー博士」も大好物だったと書いてあった。

シュバイツァー博士」。そんな博士いたなぁ~。
何をやった人だったっけ...。

 

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テーマ:お菓子 - ジャンル:グルメ

「アルジャーノンに花束を」 ダニエル・キイス
「アルジャーノンに花束を」
ダニエル・キイス 1966年作

アルジャーノンに花束を

買うつもりではなかったが、本屋でたまたま目についたので、これも何かの巡り合わせと思い、買って読んでみた。
よく「泣ける本ランキング」で紹介されているので題名は知っていましたが、内容までは知りませんでした。

なかなか良く出来ていた。40年も前の作品とは思えない。
もっと早くこの本と出会っていたら、私の人生も少しは変わっていたかも知れません。
私は、「よおっし、泣くぞ!」と、泣く準備をして読んだのですが、
残念ながら、涙は出てこなかったです。
なぜだろう?

人間は平等ではない。
障害がある人、貧乏な人、頭の悪い人、ブサイクな人、背の低い人、足の臭い人...。
どうしても比べてしまう。
上をみたらきりがない。しかし、一番下はイヤだ。
アイツよりはマシかな?って無意識にランク付けしているのです。
自分より劣っている人がいると安心です。
そして思わずソイツに言ってしまいます。
「お前、バカだなぁ」

バカがいる世界は心が安らぎます。
バカは人に癒しを与えます。
しかし、バカだって人間です。

努力しても報われないことも沢山あります。
障害者を哀れみの目で見るのは差別だろうか?
それは所詮、他人事だからかもしれません。

人は一人では生きていけません。
威張ったり、貶したりしてはいけません。
誰にも相手にされず、周りの人に嫌われながら生きていくのは辛いです。
バカにしてたヤツにバカにされるのは、一番辛いです。

バカは自分なのかもしれません。

幸福な人生とは何だろうか?
そして、真のやさしさとは?

いろいろな事を考えさせてくれる、素晴らしい作品でした。


「金や物を与える人間は大勢いますが、

時間と愛情を与える人間は数少ないのです。」



この本は売らずにとっておこう。


★★★★★


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テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

「スペル」
「スペル」
原題: DRAG ME TO HELL
監督:サム・ライミ
2009年 アメリカ映画 
スペル 
近年では「スパイダーマンシリーズ」のヒットで、すっかりメジャー監督になってしまったサム・ライミ監督が撮った久々のホラー映画
今時、稀有なPG12ですらない、子供が観ても安心な?
「明るいホラー映画」でした。
しかし、ホラー映画の様式美や、人が生理的に嫌がる怖さのツボはしっかりと押さえてあり、ちょっとしたシーンにもサム・ライミ節を感じることが出来る、私にとっては楽しめた映画でした。
私には、これくらいの怖さが丁度良いです。

もっと怖く作ろうと思えば出来たのに、肝心の場面になると、あえてアメコミ風に作ってあり、怖さが抑えてあるように感じました。
昨今流行りの、残酷な「痛み」の描写によるホラー映画とは違い、ある意味、子供に観てもらうための、確信犯的なホラー映画であり、子供に「自分が良い思いをするために、人をおとしめると罰が当たるよ!」っていう教訓を与えるために作られた映画、という風に感じました。
スパイダーマンの大成功で世界的な名声を得てもなお、このようなB級ホラーを撮ってしまうサム・ライミ監督の心意気を感じ取る事が出来た映画でした。

ところで、サム・ライミ監督といえば、代表作は何と言っても「死霊のはらわた」です。
あれは本当に怖かった。
25年ぐらい前、私は映画館では無く、友人の家で、ビデオで観たのですが、それでも腰が抜けるほど怖かった。
恐がりの友人が、恐怖のあまり布団を被ってビビリまくっていたのが今でも思い出される。
作りものと分かっていても、怖いものは、やっぱり怖いです。

死霊のはらわた

あの頃はレンタルビデオ店が出始めた頃で、
(今では信じられない話であるが、1本レンタルするのに1,000円以上したような気がする)
貧乏学生が金を出し合ってビデオを借りてきて、その頃まだ珍しかったビデオデッキを持っている奴の家に集まり、
しょっちゅうビデオ上映会を開催したものだ。
(半分はエロビデオだったような気がする...いや、ほとんどそうだったかも)
今となっては懐かしい思い出です。

あの頃は、いろいろなものが新鮮で、毎日楽しかったなぁ。


★★★☆☆

 

 

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テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

「2012」
2012
監督: ローランド・エメリッヒ
2009年アメリカ映画

2012

「インデペンデンス・デイ」等の「人類滅亡」大好き人間のローランド・エメリッヒ監督が手掛けたディザスター・ムービーです。
私は無料招待券でタダで観ましたので、あまり文句は言えませんが、他の映画レビューにもあるように、脚本が悪すぎです。
しかし、観る価値が無いとは言いません。
映像は見事です。怖いぐらいの大迫力です。
最新のVFX技術は凄いです。究極の天変地異映像。
DVDでは無く、映画館の大スクリーンで観るべきです。
今までで観た映画の中で、一番派手に地球を壊しています。

まず特撮ありきの作品で、監督も脚本が悪いことは百も承知で、割り切って制作していると思った。
これは「ディザスター・ムービー」なんだから、素直に「災害」を擬似体験出来ればいいのだ。そういう映画なのです。
それなのに中途半端な「人間ドラマ」や「家族愛」を織り交ぜるので、評価の悪い作品になってしまった。
どうせやるなら徹底的に割り切って、人間のエゴを全面に打ち出し、徹底的に破壊して、夢も希望も無い結末にした方がインパクトがあったと思う。
「人間ドラマ」は、滅亡後の方が気になる。

ところで、今年、日本では製作費は20億円をかけて「宇宙戦艦ヤマト」が実写で映画化されるという。
これだけ、物凄い映像の映画があるというのに、正にチャレンジャーだ。
貪欲で目の肥えた観客に、酷評されることが目に見えている。
草なぎ剛の主演でリメイクした「日本沈没」を観れば容易に想像できる。
今度は、木村拓哉が主演だそうだ。懲りないなぁ。
不得意分野で挑むぐらいなら、脚本をしっかり創り、得意分野のアニメで20億かけて新作を製作した方が、よっぽど良い作品が出来ると思うのだが、どうなのだろうか?

この映画の原案は、マヤ暦の最後の日付が2012年の12月21日であり、そこに何か黙示録的な事件が予言されているという考えが背景となっています。
この映画では、太陽のニュートリノが変異し、地球のコアを過熱。やがてその熱で地殻が崩壊を始め、わずか3日で地表が海中に没するという設定でした。なんじゃそれ!
ノストラダムスの予言の1999年の7月には 、幸いなことに何も起こりませんでしたが、2012年といえば2年後です。
地球の磁軸も2007以降、ロシア方向に65km/年のスピードでずれていると言うし、願わくばこれ以上地球温暖化も進まず、各国が協力して少しでも地球の寿命を延ばして頂きたいと思います。

2年後の世の中は、どうなっているのだろうか?
世界は、日本は、そして私は..。

良い事が一つも思い浮かびません。


★★★☆☆

 

 

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テーマ:映画の感想 - ジャンル:映画

いやぁぁぁ、実にいい土下座でした。
いやぁぁぁ、実にいい土下座でした。
たまたまテレビをつけたら「笑う犬2010寿」をやっていた。
久しぶりに視た「関東土下座組」!
めっちゃ好きだったなぁ~。
額の土下座タコも、年々大きくなって来ている。
土下座ひとつで、その場を鎮める組長、今回もキマっていた。

それでは再現ドラマ、スタート!

関東土下座組


役人:これ以上、無駄な公共事業に税金を使う訳にはまいりません。
大臣:とにかくダム建設は中止です。
    それが選挙で国民が選んだ道ですから...。
原田:大臣に話がある!
    俺たちは、泣く泣くこの村から移転した住民だ!
    この村がダム問題でどれだけ長い間苦しめられたか
    知ってるのか!
役人:だって、政権が交代しちゃったんだから...。
名倉:おい!お前らも役場とは言え、地元の人間だろ。
    一体どっちの味方なんだよ!
原田:大臣!よく平気な顔で、この村にやって来れたな。
    今すぐ、ダム建設中止を撤回しろ!
役人:いい加減にしないと、警察を呼ぶぞ!
大臣:申し訳ないが、それは出来ません。
    政権交代した今、わが党は、
    マニフェストに沿った政策を進めるだけです。
原田:なんだと、てめぇぇ!
名倉:俺たちは本気だぞぉぉ!

「銃を構える二人!」「怯える大臣」
「暗転」「雷鳴」

「お囃子」いょょょょぉと!

関東土下座組、組長、びしょ濡れで登場!」

組長:長い紆余曲折を経て、
    ようやく着工かと思いきや、
    一転、中止と言う新政権の決定!
    地元住民の国への不信感、憤りは、ごもっともぉぉ!
    長年、悩み続けた挙げ句の苦渋の決断が、
    全部、無駄になってしまったぁ。
    心中、お察し申し上げますぅぅ。
    しかぁぁぁぁし!!
    そちら様の行為はいかがなものかぁ!
    いかぎゃなゃもにょかぁ!
    なによりも!
    しぇーぎに反しゅること、
    人としての、人としての筋が通らぬというもの!
    よってここは!
    土下座一筋45年!(年々長くなっている)
    この関東土下座組、組長のぉ、
    この関東土下座組、組長のぉ、
    顔に免じてぇ、
    どうかぁぁ!
    今日のところはぁぁ!
    お引取りくださいませぇぇぇぇ。
    えーぇぇぇぇん。

「深々と土下座」 キマった!!

原田:・・・・・。
名倉:おい!関係ないヤツは引っ込んでいろ!
原田:もう、やめよう。俺たちのやり方が、大人げなかった。
名倉:急に、どうしちゃったんだよ。
原田:お前は、この人の姿を見て、何にも感じないのか?
    この人こそ、真の日本人の姿だ!
    俺たちは、いつの間にか、自分達の個人の利益しか
    考えていなかったようだ。
    もっと、この村の、いや、この国のことを
    考えてもイイんじゃねぇのか?
    大臣!今度ゆっくり、話し合いましょうや!

「立ち去る二人」
「急に踵を返す原田、組長に向かってしみじみと」

原田:おっとぉ!
    いゃゃゃゃあ、
    イイ土下座でしたよ!
    誰よりも、おっきな人だ!

― 完 ― 


ご静読、ありがとうございました。  


 

 

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テーマ:フジテレビ - ジャンル:テレビ・ラジオ

「十角館の殺人」 綾辻行人
綾辻行人のデビュー作で、1987年の作品。

前回「迷路館の殺人」を読んだとき、他のブックレビューに、第1作目の「十角館の殺人」から読んだ方が良いと書いてあったので、それ以来ずっと探していた本です。
読んでみたら、なるほど、面白い!
これはオススメである。ただし推理小説ファンに限ります。
叙述ミステリーとしては教科書的な作品だと思います。
これがデビュー作というものスゴイと思う。

十角館の殺人1

内容は、いわゆる「クローズドサークル」もので、雪で閉ざされた山荘、陸の孤島など、外界から遮断された状況下で発生する連続殺人事件を描いています。
クリスティーの「そして誰もいなくなった」以降、使い古されたパターンではありますが、あえて、その難題に挑戦し、成功した著者にエールを送りたい。
閉ざされた空間の中、一人、また一人と人間が殺されていく設定は、スリル満点です。
意外な人物が犯人なんだろう、と思いながら読み進めていくうちに、物語終盤で発せられた、なにげない「一言」の衝撃は見事です。
たった一言。その瞬間、事件の全貌が読者の脳裏に浮かぶはずです!
これぞ正に「アハ体験」。
十角館の殺人2  十角館の殺人3
 
この小説こそ「映像化不可能」です。
読めば解ります。


★★★★★


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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌

今年の運勢は「吉」
4日は、名古屋の熱田神宮初詣に行った。

初詣1 

お正月の三が日は混雑するので4日にしたのだが、天気も良く温かかったので、まだまだ物凄い人手だった。
毎年の事であるが、屋台の数も凄い。

初詣2

人波に押され、本殿でささやかなお祈りを済ませると、例年通り、名物「宮きしめん」を頂き、これまた例年通りの、お札とお守りを買った。

初詣3

そして、これも例年通り、おみくじを引いた。

「吉」だった

なんか平凡。まぁ、いいか。
だいたい昨年、何だったのか覚えていない。
今年は、カメラを持っていったのでパチリ。
これで大丈夫。
どれどれ...。

初詣4


心機一転すればよし。

人に嫌われる己の意見は速やかに改めよ。

心を開き、他人の意見に耳を傾け、誤りを正せば幸いに逢う。

利己心は捨てよ。



おっしゃる通りで御座います、神様。
思い当たる事ばかりです。
今年一年、この言葉を肝に銘じ、精進致します。

 

 

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「魔術はささやく」 宮部みゆき
魔術はささやく
宮部みゆきの刊行順でいうと、デビュー2作目で、1989年の作品。

魔術はささやく

新聞に載ったありふれた記事から物語は始まる。
一人目の女は、マンションの屋上から飛び降り自殺。
二人目の女は、地下鉄に飛び込み自殺。
三人目の女は、走ってくるタクシーに飛び込み自殺。
一見無関係と思われた自殺には、恐るべき陰謀が隠されていた!
自殺に見せかけた連続殺人?次は自分の番とおびえる女。
真相に迫るうちに、人間の深い闇の部分を利用した魔術の正体が明るみになっていく...。という展開の話。

物語は、三人目の事件に巻き込まれたタクシー運転手の甥で、高校1年生になる少年を主人公として進んでいく。
物語の序盤は、少年の暗い生い立ちや、差別、学校でのイジメ、人身事故を起こしてしまった家族の心情がリアルに描写されていて、読んでいて結構辛いものがあります。
しかし、そんな辛い境遇におかれても、主人公の少年は腐ることなく、とても前向きで(彼のある特技を使って)、真相を知ろうと、勇気を持って果敢に奔走します。
また、家族を含めた彼を取り巻く登場人物も、人情味のある善良な人達ばかりなので、悲惨な内容ですが、読んでいて応援したくなります。
トリック自体は大したことはありません。もう一捻りあるのかと思って期待したのですが、案外、素直なもので、「刑事コロンボ」の二作品を一つにした様な感じでした。
社会的な問題も含まれていますが、犯人の動機としては、少し弱いような気もします。
少年の特技も都合の良い設定だと思えてしまう。

しかし、以上の事は、あまり問題になりません。物語の真相は、良く出来ています。
過去の出来事が、一つにうまく集約していくストーリー展開とか、ある人物の「罪悪感」が事件と交差して、最後は別のテーマに持っていく著者のテクニックは見事です。
一言で言えば、暗い「青春アドベンチャー」といった感じの小説です。


★★★★☆


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